【描く人、安彦良和】の巡回予定について

2025年4月19日（土）～6月29日（日）の期間で、青森県立美術館にて「描く人、安彦良和」展が開催されています。

青森会場の次はどこで開催されるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。

次の会場の情報と併せて、観てきた感想も記事にしました。

「描く人、安彦良和」展とは？

「描く人、安彦良和」展は、日本を代表するアニメーターであり、漫画家、イラストレーターとしても活躍する安彦良和さんの創作活動の全貌に迫る大規模な回顧展です。

現在（2025年5月30日時点）は、青森県立美術館にて2025年4月19日（土）～6月29日（日）までの会期で開催中です。青森は安彦良和さんが学生時代を過ごしたゆかりの地ということもあり、弘前大学時代の貴重な資料なども展示されています。

この展覧会は、安彦良和さんの約50年にわたる創作仕事を振り返るもので、「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインやアニメーションディレクターとしてのお仕事はもちろん、幼少期から近年の漫画作品に至るまで、1,000点を超える貴重な写真や原画、ラフ画などの資料が展示されています。

展示構成

1章～6章の構成で、時代やテーマごとに区切り、それぞれの時期の代表作を中心に構成されていますが、青森会場では6章から始まり1章～5章へと続く構成になっています。

北海道での幼少期から青森での学生時代、そしてアニメーターや漫画家、現在までの多彩な活動や多岐にわたる安彦良和さんの才能とその創作の軌跡をたどることができます。

チケット料金（青森県立美術館）

青森県立美術館の窓口にて販売しています。まとめると次のようになります。

今後の巡回予定は？

安彦良和展は、兵庫県立美術館（2024年6月8日（土）～9月1日（日））、島根県立石見美術館（2024年9月21日（土）～ 12月2日（月））で行われました。それに続いて、現在は青森県立美術館にて2025年4月19日（土）～6月29日（日）までの会期で開催中です。

今後も、北海道では苫小牧市美術博物館と釧路市立美術館、東京では渋谷区立松濤美術館、新潟では新潟県立近代美術館と予定しています。

安彦良和さんの個人的なファンは勿論のこと、アニメや漫画を愛する全ての人にとっても貴重な体験になると思います。ぜひ、足を運びください。

今後予定している会場【2025年5月30日現在】

○北海道
苫小牧市美術博物館　2025年7月12日（土）～8月31日（日）
休館日：月曜日（7月21日、8月11日は開館）、7月22日（火）、8月12日（火）
開館時間：9:30～17:00
　　　　　7月26日（土）、8月26日（火）～30日（土）は夜間開館のため、20:00まで開館
　　　　　入場は閉館の30分前まで

釧路市立美術館　2025年9月13日（土）～11月3日（月・祝）
休館日：月曜日（9月15日、10月13日、11月3日は開館）
開館時間：10:00～17:00
　　　　　入場は閉館の30分前まで

○東京
渋谷区立松濤美術館　2025年11月18日（火）～2026年2月1日（日）
休館日：月曜日（11月24日、1月12日は開館）
　　　　11月25日（火）、12月23日（火）、12月29日（月）～1月3日（土）・13日（火）
開館時間：10:00～18:00（金曜日は20:00まで）
　　　　　入場は閉館の30分前まで

○新潟
新潟県立近代美術館　2026年3月7日（土）～5月24日（日）
休館日：月曜日（ただし5月4日（月）は開館し5月7日（木）は休館）
開館時間：9:00～17:00
　　　　　観覧券の販売・入場は閉館の30分前まで

内容については、変更になる可能性もあるのでお出かけの際はご確認してください。
今後も会場が増えるかもしれませんね。

観てきた感想

僕らの年代（50代後半）だとやはり「機動戦士ガンダム」のキャラデザインが真っ先に頭に浮かんでくると思いますが、それに加えて初めて原画を観る機会であるのはもちろん、実はラフスケッチを観るのが楽しみでした。昔から何故か絵描きさんのラフスケッチが好きなんですよね。

その画力は圧倒的で、カラーイラストになると美術品といっていいほどでした。
どへばこったにうまぐかげるんだべ？（どうしたらこんなにうまく描けるんだろう？）

出かけたのが平日ということもあり、空いていたのでじっくりと観ることができました。夢中になって観てしまい4時間を超えてしまったのですが、企画案などの読み物を丹念に観るとなると、この時間では足りませんでした。
おっさんなので体力も…。

1,000点以上もの資料なので、結構広いエリアでした。方向音痴なので少し迷ったり…、ちょっとだけ。…何で迷ったんだろ？

そういえば、物販買い忘れたああああああああああ！
どっちみち金欠で買えないのですが。

昔の記憶を思い出しました

僕は中学～高校の頃は、好きなイラストレーターさんの模写をしていた時期がありました。
その時は「超時空要塞マクロス」のキャラクターデザインでも有名な美樹本晴彦さんの絵が多かったのですが、その人も安彦良和さんの影響を受けた、という記事を読んだ記憶が頭の片隅にあります。

足のラインなど特にそうだと思います。分かってくれる方いますかね。

高校生ぐらいの時には、高千穂遙さんの小説「クラッシャージョウ」や「ダーティーペア」を読んでいました。その挿絵も作画していて、その頃のイラストも懐かしくも思い出してきました。

僕が購入した時は半分絵が目的だったのですが、小説も面白いのでまだ読まれていない方は、ぜひ読んでみてください。

まとめ：「描く人、安彦良和」展の今後の予定

「描く人、安彦良和」展は、青森県立美術館で2025年4月19日（土）～6月29日（日）の期間行われ、今後は他の会場が予定されています。

北海道：苫小牧市美術博物館　2025年7月12日（土）～8月31日（日）
　　　　釧路市立美術館　　　2025年9月13日（土）～11月3日（月・祝）

東　京：渋谷区立松濤美術館　2025年11月18日（火）～2026年2月1日（日）

新　潟：新潟県立近代美術館　2026年3月7日（土）～5月24日（日）

各会場では休館日もありますので、お出かけの際はご確認してください。

ファンの人もアニメや漫画の好きな人も、絵が好きな人もぜひ行ってみてください。