今回は勉強がてらAdobe Fireflyでおっさんの画像を作ってみようと思い、その過程を記事にしています。
良いものができたらプロフィール画像にしようと企んでいたのですが…、出来ませんでしたw。
やっていくうちにいろいろと試したくなり、好き勝手に検証しているだけの記事になりました。
手探り状態で進んでいますが、よろしかったら見ていってください。
今回の画像生成はモデルを「Firefly image4」で作成していきました。

少しずつ変更していくプロンプトにより、どのような画像が創られていくのか興味ありませんか?
おっさんの画像を作ってみる
画像のイメージとしては「50代の日本人男性で笑ってる感じのイラスト。バストアップ位の範囲で」としました。
プロンプトは「日本人男性、50代、笑顔、ポートレートクローズアップ」を基本にして少しずつ変えていく手法にしました。
プロンプトの最後に「ポートレートクローズアップ」とつけているのは、「視覚的な適用量」に「クローズアップポートレート」とあったのを間違って逆にしてしまっています。
単純に被写体をアップするイメージだと思い使用しています。

▶1回目。
コンテンツの種類を「写真」にしてプロンプトを「日本人男性、50代、笑顔、ポートレートクローズアップ」としてみました。

ふむ。50代はこんな感じなのですね。
▶2回目。
次にプロンプトはそのままで、コンテンツの種類を「アート」に変更してみました。

3Dテイストになりました。
▶3回目。
もう少しイラストっぽくしたいと思い、プロンプトに「シンプルな線画」を追加しました。
プロンプト:日本人男性、50代、笑顔、シンプルな線画、ポートレートクローズアップ

…いや確かに線画なんですが、これじゃない。それにしても50代はこういう印象なのか?
1枚目と他の3枚の画像が違い過ぎるな。「シンプル」と「線画」の組み合わせが悪いのかな?
▶4回目。
水彩画はどうだろうと思いプロンプトを変更してみました。
プロンプト:日本人男性、50代、笑顔、水彩画、ポートレートクローズアップ

もう少しシンプルにしてみたいところですが、どうでしょうか?
▶5回目。
今度はアニメ風にしようと思い、プロンプトを修正してみる。
プロンプト:日本人男性、50代、笑顔、アニメ、ポートレートクローズアップ

リアル志向のアニメですね。
▶6回目。
アニメにしたときは少し硬めの印象だったので、漫画風にしてみる。
プロンプト:日本人男性、50代、笑顔、漫画、ポートレートクローズアップ

あまりアニメ風と変わらないのでは…。
50代を外してみる
▶7回目。
年代の情報を与えずに指示した場合、どうなるのか「50代」のワードを外して少しシンプルにしてみました。
コンテンツの種類を「写真」で試してみます。
プロンプト:日本人男性、笑顔、ポートレートクローズアップ

少し若くなったかな?これがAdobe Fireflyがイメージする一般的な日本人男性なのでしょうか。
▶8回目
女性もやってみました。
プロンプト:日本人女性、笑顔、ポートレートクローズアップ

女性の方がより若く生成されるようですね。
▶9回目。
そのままコンテンツの種類を「アート」に変更しました。
プロンプト:日本人女性、笑顔、ポートレートクローズアップ

…なるほど。2回目の時と同様に「アート」に変更するだけで3Dっぽくなるんですね。
▶10回目。
じゃあ男性版は、ということでこうなりました。
プロンプト:日本人男性、笑顔、ポートレートクローズアップ

7回目と違い、若くなりましたね。
イラスト風にしてみたい
▶11回目。
やはりイラスト風にしたいと思い「ギャラリー」からヒントを得ようと思います。

ギャラリーにはユーザーが投稿した画像があり、画像とともにプロンプトが表示されていて、自分でも試してみることができます。
良いものができたら投稿してみるのも面白そうですね。
ギャラリーの中から、この画像を試してみようと思います。プロンプトは「アニメの女の子を間近で見る」です(ここら辺からイラストとアニメが曖昧になってきていますが、まあいいでしょう)。

コンテンツの種類が「自動」になっていますね。直接プロンプトに「アニメ」のワードを指示すればわざわざ「アート」にしなくてもよいのかもしれませんね。
では生成してみましょう。

…ほぼ写真ですね。同じものは作成されないのは分かってましたが、こんなに違うのかw。
生成された画像が、顔のアップであることにお気づきでしょうか?「間近で見る」のワードがこのような画像になった要素なのでしょうね。
ただし、海外の方が作成されたようなので、言語の違いによっても多少の変化があるのかもしれませんね。
「アニメの女の子を間近で見る」を翻訳してみると「See anime girls up close」となりました。
▶12回目。
ではプロンプトはそのままで「アート」でやってみましょう。

なぜ複数になった…。
これは「間近で見る」のワードが、生成された画像内で表現する際に「お互い観ている」と捉えて「2人以上が必要だよね」と判断された結果かもしれませんね。
▶13回目。
プロンプトを「アニメの女の子、ポートレートクローズアップ」に変更してみました。

こうしてみると「ポートレートクローズアップ」の指示が効いているのかもしれませんね。言葉として正しいかどうかは別にして。
▶14回目。
もう少し引いた画にしたいと思い、プロンプトを「ポートレート」で試してみました。
プロンプト:アニメの女の子、ポートレート

少し引いてくれましたね。
▶15回目。
ではこのまま「男の子」にしたらどうなるのか?
プロンプト:アニメの男の子、ポートレート

おお、イケメンだ。いいのでは?
▶16回目。
では「おっさん」ではどうか?
プロンプト:アニメのおっさん、ポートレート

右だけ何か違うようなんですけど…。それでも15回目よりは少し年配ですね。
▶17回目。
よし、日本人限定ならどうか?
プロンプト:アニメの日本人のおっさん、ポートレート

一気に若くなり過ぎましたねw。
▶18回目。
よし、50代に戻してみる。
アート:アニメの日本人の50代男性、ポートレート

一気に老けたな…。
そもそも「おっさん」というキーワードが良くないのかもしれませんね。
日本人の認識って…
Adobe Fireflyで「日本人男性」のワードをつけると高確率で髭を生やしていますね。
そして「日本人」のワードで背景が桜や富士山だったり京都を思わせるものだったり、和服姿も割と多いですね。分かりやすいといえばそうなんですが。
まとめ
おっさんの画像を作ろうと思い、色々試してみました。
自分の思ったような雰囲気にはなかなかどりつけませんが、これからも試行錯誤しながらも試してみたいと思います。
プロンプトをどのようにしたらよいのか、文章なのか単語なのか。日本語のままでいいのか?英語の方が良いのか?等々。
考えすぎなんでしょうかね?
プロンプト以外にも設定できる項目もありますし、なかなか難しいですね。
プロンプトを変えていくことによって、どのように画像が変わっていくのか見てきたのですが、参考になったら幸いです。
P.S アイキャッチ画像について
記事のアップ前にアイキャッチ用の画像を作ってみました。
何回か試してみてこの中から選びました。
プロンプト:アニメの日本人男性50代、人物の配置は右端、ポートレート

設定は以下の通りです。

- 一般設定
モデル:Firefly Image4
縦横比:ワイドスクリーン(16:9) - コンテンツの種類:アート
- 視覚的な適用量:中間
イメージを伝えるのは難しいですね。たまたまこういう画像ができました、と言うしかないな…。
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